有能なチームほどミスが多い!?
しゅり
40代
心理カウンセラー
1児のママ
こころ循環サポーター、
心理カウンセラーの高木です。
お悩み相談をLINEのオープンチャットで行っています。
『愚痴聞きます。心理カウンセラーとキャリコンが答える部屋』
https://line.me/ti/g2/p0_rJ631zNJo-bFXCo_XZg?
鬱病、精神疾患の始まりの多くは職場の人間関係です。
職場で言いにくいことがつもり積もって心が病んでしまいます。
受診するほどではなくても鬱の予備軍が多いなと感じます。
職場も学校もコミュニティも同じですが、
相談することができない環境がメンタル不調を生んでいます。
そこで大切になって来るのが昨今叫ばれている『心理的安全性』です。
『恐れのない組織』
~「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす~
エイミー・Cエドモンド著
この著書の中で大変面白い例が報告されています。
ある医療現場で有能なチームとそうでないチームをいくつか比べてみた時に
なんと有能なチームほどミスが多いという結果が出たのだそうです。
それを聞いて皆さんも驚かれたのではないでしょうか?
この結果が何を表しているのかというと
『有能なチームにはミスを率直に話す風土がある』ということでした。
『支援を求めたりミスを認めたりして対人関係のリスクを取っても、
公式・非公式を問わず制裁を受けるような結果にならないと信じられる』場だったのです。
またこの著書の中で「心理的安全性は感じよくふるまうこととは関係がない」と
エドモンド氏は言っています。相手をいい気分にさせるために迎合したりする必要はありません。
ミスを悪として責めるのではなく改善の余地を知るための経験として建設的に受け止めるのです。
そんな職場だったら、ミスだけでなく
困っていること
助けてほしいこと
をシェアすることが出来そうですね。
ひいては働く人のこころの健康を守ることになります。
心の健康も成果も望めるなんてやりがいがあると思いませんか?
今はカウンセラーが少しづつ市民権を得て心の問題を取り上げる機会が増えてきましたが
ゆくゆくはそんなプロに相談なんてしなくても、職場、家庭、参加している
コミュニティ内で解決、いや、そもそもメンタル不調が起きないような、
起きても支え合えるような集団が増えることが私の目指す社会の在り方です。
あなたが職場で『恐れ』と感じるのは何ですか?
https://irodori-fukuoka.co.jp/
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