じっとしてても疲れ続ける脳を休める方法
chiyo
40代
キャリコン
会社役員
既婚
ファイナンシャルプランナー&キャリアコンサルタントのChiyoです。
私はヨガも勉強したので、やりたいことを成し遂げるために働くにも、
命の役割に従い自分らしく生きるためにも、ベースの「健康」に呼吸と運動があると考えています。
2016年に発売され話題になった本『最高の休息法』によると、
興味のあるかたはぜひ、ご一読ください!
脳は身体が消費する全エネルギーの20%を使う「大食漢」で、さらに、
この脳の消費エネルギーの大半は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳回路に使われているそうです。
DMNは、内側前頭前野や後帯状皮質などから構成される脳の回路で、
脳が意識的な活動をしていないときに働くベースライン活動だそうです。
これが、脳の消費エネルギーの60%~80%を占めていると言われていて、
何もせずぼんやりしている時にも働くため、ぼーっとしていても、このDMNが過剰に働き続ける限り、脳はどんどん疲れていく。と。
「一日ぼーっとしていたのに、なぜか疲れが取れなかった」という現象もこの理論なら納得してしまいます。
そして本は、『どうやったらDMNの活動を抑える脳構造が作れるか?』について物語形式で説明していて、
マインドフルネスを「最高の休息法」としています。
また、この本が目指す「休息」=「充電」ではありません。「疲れづらい脳を手に入れる方法」としています。
まさに充電を休息と捉えているから「充電する方法」を知りたいと考えますが、
そうではなく、「高度な集中力を手に入れる」方法が「最高の休息法」だと提示しています。
例えばうつ病の人たちは、「あのとき、ああしておけばよかった」というネガティブな思考の反復がよく見られて、
これもDMNの使い過ぎとの関連性が指摘されているそうです。
マインドフルネスで期待できそうな効果は
・集中力の向上
・感情調整力の向上
・自己認識への変化
・免疫機能の改善
など。習慣にすると効果が期待できそうです。
コロナ禍で先の見えない不安や、変化した生活習慣への戸惑いで、メンタル不調者が増えている報告があります。
予防するために是非マインドフルネスを習慣にしてはいかがでしょうか?
<マインドフルネス呼吸法>
① 椅子に座って姿勢を正して目を閉じる
② 身体の感覚に意識を向ける
③ 呼吸に注意を向ける(呼吸に「1」「2」とラベリングするのも効果的)
④ 雑念が浮かんだら、浮かんだ事実に気づき注意を呼吸に戻す
※雑念は生じて当然なので、自分を責めない
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