循環する命のサイクル。コンポストのはなし 循環する命のサイクル。コンポストのはなし

環境の話
循環する命のサイクル。コンポストのはなし

しゅり
40代
心理カウンセラー
1児のママ

こころ循環サポーター

心理カウンセラーのたかきです。

 

なぜこの『こころ循環サポーター』という

キャッチフレーズを加えたかというと

今回は『循環』のお話をしたいからです。

 

 

いつもは『心』を循環させるべく

カウンセリングやコミュニケーションの講座を

行っています。

名刺にも『こころ循環サポーター』と明記しています。

が、循環させるのは『心』だけではありません!!

何でも循環させたい私です。

 

 

前職で某工務店の一事業部でオーガニック食材を取り扱う店舗に配属になった時。

『自然農法』と呼ばれる究極の農法を実践される方とお近づきになりました。

 

その時に知った『微生物の世界』

土の中は微生物のワンダーランドで

肥料なんかなくても、むしろない方が

生命力にあふれた野菜ができるのだと聞かされました。

 

微生物の世界で大切なワードが『循環』です。

そして『醸す』です。

そんな農家の方の作ったお野菜を食べる人達は

その貴重なお野菜を無駄にしないし、

土づくりや自然環境に配慮した生活をしていました。

生ごみを燃えるゴミに出したりせず、

『コンポスト』で処理しごみの量を減らしながら

食べ物を土に還すのです。

でもその当時は『難しそうだな。』とチャレンジもせずに

あきらめていました。自然に対してとても他人事に感じていたのだと思います。

 

参考図書 土と内臓 (微生物がつくる世界)

デビッド・モンゴメリー著

 

その数年後に断食合宿を企画した時に

ヨガ講師でナチュラリストの水野由佳氏から

紹介されたこの本を読んで微生物が土を創る様子が

ドラマティックに描かれていてとても感動しました。

著者のモンゴメリー博士の奥様が土醸しマニアで

宅地造成された自宅の絶望的な土を見事再生させて、

多品種の植物が繁茂する、ユートピアのようなお庭を創るお話がすごいんです。

住宅街なのに野生動物がやってくるお庭。

 

人間の身体の中も外も数えきれない微生物の活動がある。

この活動に滞りができることで病気になる。

断食が有効なのはこの微生物の活動を邪魔しないようにするから。

とすると、食べ残しや野菜くず等が分解されて土になり

新しい命をはぐくむ『コンポスト』は小宇宙なんじゃない???

ものすごいロマンを感じました。

そこから探求が始まります。

 

コンポストは基本は地面に接しているものなのですが、

近年マンション暮らしの方も多い中

ベランダや屋内で『段ボールコンポスト』を実践される方も

増えています。

 

かくいう私も『段ボールコンポスト』派です。

ピートモスとくん炭を混ぜたものを

段ボールに入るだけ!とっても簡単です。

毎日生ごみが出るたびにそこに放り込んで

よく混ぜます。

 

生ごみは綺麗に分解されていき、フカフカの堆肥になります。

分解する際にほんわかと温かく、時に湯気がたつときもあって

生きている!

醸している!

と感動です。混ぜながら色々と話しかけたくなります。

中心温度計を差して、毎日温度も計測しニマニマしていました。

お世話するごとに愛が深まりますし、

『いいことをしている』感に深い満足を得られます。

 

コンポストはごみを減らすことで

CO2の削減に貢献します。

同時にターゲット12の作る責任、使う責任や14,15の環境保護にも

貢献できるのではないでしょうか。

 

ただ、園芸をしたり家庭菜園をする人は

コンポストでできた堆肥を自宅で利用できますが

そういう趣味はない、という方や

一人暮らし世帯等土や緑になじまない方には

コンポストをおしゃれに、もっと手軽に、そして堆肥を生かすコミュニティ

があるシステムが生まれました。

 

LFCコンポストというシステムです。詳しくはこちらから。

https://lfc-compost.jp/product

 

このおしゃれさ!

 

こんなおしゃれで気軽なコンポストで、頑張らないけどエコな生活

って誰一人取り残さないSDGSの精神にも通じるな。と思います。

 

#コンポスト

#循環

#土と内蔵

#家庭菜園

#自然農法

No:49

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