お年玉と子ども名義口座のおススメ管理方法 お年玉と子ども名義口座のおススメ管理方法

お金の話
お年玉と子ども名義口座のおススメ管理方法

chiyo
40代
キャリコン
会社役員
既婚

ファイナンシャルプランナー&キャリアコンサルタントのChiyoです。

 

今年はコロナ禍でおじいちゃんおばあちゃんと会えずにいる子ども達も多い事でしょう。

楽しみにしていたお年玉を貰えなかったと残念に思っている子もたくさんいると思います。

お年玉袋を直接受け取ることで嬉しさも増すお年玉。お年玉は子どもが直接お金を扱う貴重な機会です。

ぜひ親子でお金の管理や使い方について話す機会にしてほしいと思います。

 

皆さんは子ども名義口座を作りましたか?

 

『誕生後すぐに口座を作った』という人が多いと思います。

第2子・第3子となるにつれてそのスピードは落ちていきます。

積立保険に入りそびれるのも似た傾向があります。

私が家計管理アドバイスをしていて子ども名義口座で気になったのは

 

①    長子金持ち現象

②    児童手当をどう管理するか

③    お年玉をどう貯金するか

 

この3点です。これらについて、私のおススメを紹介していきます。

 

まず子ども名義口座ですが、生まれてすぐに必要だとは思いません。

子ども名義の口座にお金を入れてしまうと使いづらくなるのが心情です。

子どものお金に手を付ける感覚になります。子どもが働いて貯めたお金ではないけれど。

 

そこで私のおススメ管理法は

A)親名義で子育て口座を1つ作る(子ども名義にしない。子どもで分けない。)

B)子どもが小学校入学のタイミングで子ども名義の口座を作り一緒に管理する

です。

 

私は自分が次女だからか、長子金持ち現象が気になります。笑。

第1子の祝儀は色んな方から頂きますが、第2子第3子となるにつれ金額は少なるのではないでしょうか。

それを子ども名義口座に律儀に入れていると「長子金持ち現象」が発生します。

また、ご褒美をもらう機会や金額も子どもによって違いがあります。

それを幼少期から律儀に分けるのではなく、

A)の子育て口座にまとめて入れる事で「誰の子育て」に使うお金ではなく「子育て」に使うお金として分類されます。

 

児童手当も同様にA)の口座に入れることで、いつの間にか生活費に消える現象を防ぎます。

児童手当をそれぞれの子ども名義口座に入れている方もいますが、国の施策で金額が変わるモノですから、

金額に差がつくのは不合理だと感じます。

 

またこの口座のお金は「子育て」に分類されているので、入学式や卒業式・習い事・入試などに使いやすくなります。

幼少期のお年玉もこの口座にまとめて入れます。

 

子ども名義の口座はB)のように小学校入学のタイミング(年長さんの時にもらったお年玉あたり)から口座の存在や役割を伝え、

子どもと一緒にお年玉を入金するのがおススメです。

 

この年齢になると子供もお金の価値が分かります。お年玉すべてで欲しいモノを買うのではなく、

貯金するという制御もできるようになる年齢です。また、いくら貯まると何が買えるかもわかってきますので、

一緒に目標を立てるのも良いですね。

 

いかがでしょうか?

私の息子は小学校5年生の時に「貯金額がいくらか」クラスで話題になったと言っていました。

「50万くらいの俺は上位だった」とも。

お金の管理は始めが肝心です。ぜひ話す機会を作ってみましょう!

 

 

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