まんが『ブッダ』に学ぶ穏やかな働き方
chiyo
40代
キャリコン
会社役員
既婚
ファイナンシャルプランナー&キャリアコンサルタントのChiyoです。
手塚治虫さんが著者であるこちらの本を読みました。
私が読んでみようと思ったのは、「穏やか」と「働き方」がくっついた言葉に反応したから。
私の中でこの2つの言葉が共存していなかったんです。
「穏やかな生き方」ではなく「穏やかな働き方」。
働くことに「穏やか」を求めていなかった自分に気づきました。
皆さんは「穏やかな働き方」という言葉にどんな感情が湧きますか?
つい仕事だと、効率化や生産性・働きやすい条件などに目が行きがちですが、
「穏やかに」というキーワードは、立ち止まり考えるのに有効な言葉だと感じます。
・穏やかに生きる
・穏やかに働く
・穏やかに過ごす
気持ちにゆとりが生まれ、人にも優しくなれるイメージが私にはあります。
私がキャリアコンサルタントの学びで体験したのは、「自分が気づくこと」の深い意義でした。
相談を受けていると、状況に原因があるのではなく、
捉え方に起因する感情が状況を複雑化していると分かります。
子どもとの関係で悩む時も「自分」が「どう捉えているか」に視点を当てると、自分ができる対策のアイデアが浮かびます。
組織の人間関係でも「自分が」が「どう捉えているか」に視点を当てると、相手のせい、環境のせい、という状態から抜けることができます。
夫婦の関係でも「自分」が「どう捉えているか」に視点を当てると、対話の言葉が違ってきます。
そんな「捉え方」を5つの章に分け、例題と解説・挿絵で穏やかに伝える本でした。
ブッダの美しさも相まって濁らずに届きます。
第一章 自分に対して
第二章 相手に対して
第三章 組織の中で
第四章 苦しみについて
第五章 欲について
どうでしょう?この章のタイトルだけでもブッダの教えが凝縮しています。
さらにこの背表紙にも教えがたっぷり▼
社会人になっても学びは続きます。
そして、学びが行動になることで自分の自信になっていきます。
この本の言葉と、私が実践している声かけを合わせてご紹介します。
■未来は今の自分がつくる。
→声かけ「自分の気持ちの確認と願望の自覚が始点です。困っているのが自分なら行動しませんか?」
■行動した人にしか、奇跡は起きない。
→声かけ「”自分からできること”をサポートしたいのです」
■「思う」→「やる」の壁を超える。
→声かけ「”できる”か”できない”か、ではなく”する”か”しない”か、で考えるとどうですか?」
この本は、満足な仕事の後に「穏やか」になるだけでなく、
働く間も「穏やか」になる捉え方のヒントがたくさんありました!
私たちの相談事例はこちらに▼
https://note.com/arikata_designer/m/m97d2b4e875b0
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No:67