「入らないといけないのかな?」賠償責任保険
chiyo
40代
キャリコン
会社役員
既婚
ファイナンシャルプランナー&キャリアコンサルタントのChiyoです。
環境が変わると相談が増える『賠償責任保険』。
今回は日常生活に備えて安心の『賠償責任保険』について、
判断できる情報をお伝えしたいと思います。
賠償責任保険を備えていますか?
PTAから加入の案内が来たりして「入らないといけないのかな?」と思う人もいますよね。
自転車に乗る際は条例で加入義務が課せられている自治体もあります。
賠償責任保険は、個人の日常生活、
あるいは企業の業務遂行などが原因となる”偶発な事故”により、
第三者に対する法律上の賠償責任を負担した場合に、
被保険者が被る損害(賠償金の支払いや負担する費用)を補填する保険のことです。
(出典:Wikipedia)
この保険の分かりにくい所は、この2点
1) 単体で加入できる商品がない
2) 保険の対象になる範囲が個人ではない
と私は感じています。
理解できれば日常生活でも活用できる安心な保険です。
詳しく説明します。
1)単体で加入できる商品がない
個人向けの賠償責任保険は単体加入ができません。以下のような保険に特約として付帯します。
・傷害保険(ケガへの備え)
・自動車保険(自動車での事故やケガへの備え)
・火災保険(建物や家財への備え)
そのため、自動車保険でも賠償責任保険の特約を付帯し、
火災保険でも特約を付帯している人もいます。
補償が重複していますのでもったいないです。どれかに付帯していれば補償されます。
2) 保険の対象になる範囲が個人ではない
保険の対象になっている人を被保険者と言いますが、賠償責任保険の対象者は
① 記名被保険者
② 記名被保険者の配偶者
③ 記名被保険者または②の同居の親族
④ 記名被保険者または②の別居の未婚の子
と、個人ではありません。なので、
例えば火災保険に特約で付帯していれば同居の親族は補償範囲となり、
個別に備える必要はありません。
いかがでしょうか?
保険料が高くないので「念のため」と重複付帯している方も見かけます。
ぜひご自身の『賠償責任保険』をどの方法で備えているのか確認してみてください!
『でも、どんな時使えるの????』と思いますよね。
私が請求した事故例をご紹介します。
例】息子が友達のサッカーボールを破損!
公園で友達のサッカーボールで遊んでいた息子が、
ボールを蹴った際に公園のネットを飛び越えボールが道路に。
車が通りかかりボールが引かれて破損。
→火災保険に付帯していた賠償責任保険の請求で保険会社に事故受付
→新しく購入した(破損品と同等クラス)のサッカーボール代が支払われた!
保険金請求のポイントは3つ
●事故受付しないと何も始まりません!まずは保険会社に事故受付の電話を。
●破損した状態が分かる写真を撮っておく!
●購入した金額が変わるレシートが必要!
せっかく備えている保険もどんな時に使えるか分からないと安心になりません。
「こんな事で支払われるのかな?」と思う時でも事故受付してみましょう。
今や保険金の請求もLINEでやり取りする時代です。手間もかかりません!
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