絶対知っておこう!子育てのお金―2つの無償化
chiyo
40代
キャリコン
会社役員
既婚
ファイナンシャルプランナー&キャリアコンサルタントのChiyoです。
受験の季節になりました。(書いているのは1月末です)
私の息子は中学3年生。人生で初めて「受験生の母」をやっています。
皆さん子育てにかかるお金に関して2つの事が無償化されているのをご存じですか?
(2021年1月現在)
① 幼児教育・保育の無償化|3歳児クラスから5歳児クラスの子どもの利用料が無償化されています。
福岡市の情報はこちら
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-mirai/c-shien/child/yojikyoikuhoikunomushoka.html
② 高等学校等就学支援金制度|国公私立問わず、高等学校等に通う生徒に対して、
授業料に充てるため、国において高等学校等就学支援金を支給します。このため授業料が実質無償化されます。
<所得等要件あり(※年収約910万円未満の世帯)>
文部科学省の情報はこちらhttps://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm
福岡県私学協会の情報はこちらhttps://www.f-sigaku.com/mushouka/
まず「幼児教育・保育の無償化」は多くの働く親が待ち望んでいた制度ではないでしょうか。子育てにおいて、これまで幼児期と高校・大学に費用が多くかかっていました。
特に保育園は収入に応じて保育園料が決定するため、
「働いても保育園代が高い!」現状を目にしていきました。
子ども2人を預けたら保育園代10万円なんて家庭もありましたよね。
幼児期は時短勤務・育休など子育てと仕事の両立を図るために所得が減った人も多く、
「ほとんど残らない!」と嘆いた人もいます。
しかしながらキャリアが途絶えること、
仕事に責任ややり甲斐の出てきた時期のお金と時間の使い方に夫婦で悩み、
仕事を続けてきた人も多いのでは。
しかも、
子どもが小学校になると教育費はグッと下がることが分かっているため、
この一時的な保育園時代の教育資金は悩ましいものでした。
この制度は、子育ての不安が1つ減る材料になる無償化だと受け取っています。
次に高校の授業料無償化です。
公立高校の2020年4月に制度が改正され支給額が引き上げられたため、
私立高校の授業料が実質無償化となっています。
私は受験に備え学校説明会などに参加しましたが、
私立高校は声を大にしてこの無償化制度のことを説明されていました。
「親御さんの時代とは違います!」と。
確かに受験に関して時代の違いを感じることは多く、
息子のクラスは私立高校専願入試を受験した生徒が、
クラスの半分以上いたそうです。
また、偏差値という指標を中学校では提示されません。
「どうやって高校を選ぶの???」と戸惑いました。塾はガッツリ偏差値を提示しています。
いかがでしょうか?2つの無償化。
該当する家庭でないと気にしない制度かも知れませんが、
知っていると選択肢が広がります。
私はこの2つの無償化で子育てがしやすくなったと感じています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのほかいろんなお金のご相談はこちらからどうぞ
irodoriホームページ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
#保育の無償化
#高等学校等就学支援金制度
#私立高校の授業料が実質無償化
#教育費
#子育ての不安
No:53